村上潤治、杉浦達朗
SNSで知り合った少女にわいせつな行為をしたとして、神奈川県警は25日、群馬県警前橋東署地域課の巡査長、藤間大介容疑者(29)=前橋市南町1丁目=を埼玉県青少年健全育成条例違反(淫行)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認め、「17歳と知っていた。性的欲求を満たすためだった」と話しているという。
逮捕容疑は6月18日午後、岩手県奥州市の高校生(17)が18歳未満と知りながら、埼玉県熊谷市の2カ所のラブホテルでみだらな行為をしたというもの。少年捜査課によると、昨年11月にSNSで知り合い、警察官と名乗った上で、少女が埼玉県に来た際、ホテルに誘ったという。この日は休みで、金銭のやりとりはないという。
神奈川県警は6月、同容疑者が神奈川県内で別の少女にわいせつ行為をした疑いがあるとして、同容疑者宅を家宅捜索。押収したスマートフォンなどから、岩手の少女へのわいせつ容疑が発覚したという。
群馬県警の瀧川和典首席監察官は「現職の警察官が逮捕されたことは極めて遺憾。当該職員に対しては捜査及び調査結果を踏まえ、厳正に対処して参る所存です」とコメントした。(村上潤治、杉浦達朗)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル